「MBMCシリーズの構成」

「LBMC115A」

　アライドテレシスは、光ファイバネットワークを利用する事業者向けに、回線収容設備「CentreCOM MBMCシリーズ」を発売すると発表した。11月22日より受注を開始する。

　CentreCOM MBMCシリーズは、光ファイバケーブルを銅線ケーブルに接続するための変換を行なう装置群。回線収容局に設置され、インターネットへの接続を行なうために必要な設備だ。特徴として、1芯光ファイバケーブルに送信、受信の2波長を通す技術を採用し、工事コスト低減に配慮していることがある。

　製品構成は、実際の変換を行なうメディアコンバーター「MBMC115B」を中心に、19インチラックに収納するためのシャーシ「MBRK16-10」、SNMP管理モジュール「MBM01」、加入者宅側に設置するONU「LBMC115A」がある。なお価格は、MBMC115Bが1台あたり19万8000円。

　12月には電源モジュール「MBRPS-10」など追加2製品の受注も開始する予定。アライドテレシスでは、ブロードバンドの本命とされるFTTHサービスの事業者向けに販売を見込んでいる。

□ニュースリリース
http://www.allied-telesis.co.jp/info/news/2001/011119.html
□アライドテレシス
http://www.allied-telesis.co.jp/

（森田 秀一）
2001/11/19 21:01