NTT東日本は、最大下り8Mbps、上り1MbpsのADSL接続サービス「フレッツ・ADSL8Mタイプ」の申込受付を11月30日午前9時より開始する。対象となるサービスエリアは東京都千代田区、中央区、港区、渋谷区、新宿区で、接続サービスは12月25日より開始する。
申込先は局番なしの「116」で、受付は9時から17時まで年中無休(年末年始を除く)。
続いて2002年1月10日午前9時より、東京23区、三鷹市、調布市、狛江市、小平市、国分寺市、府中市、立川市、八王子市、多摩市、昭島市、西東京市、東村山市、東大和市、国立市の計23区、14市でも申込を受け付ける。サービスの提供は2002年1月30日から。
電話の局番をベースにした8Mへの対応状況がWeb上で公開されており、局番から受付開始時期とサービス時期を具体的に知ることができる。
なお、上記以外の東京エリアについても2002年2月から受付および提供を開始する。神奈川、千葉、埼玉については、東京の第2期と同時期の2002年1月10日から受付を開始するが、具体的な提供地域は現時点では未定。詳細は、12月中旬をメドに公表する予定だという。2002年第1四半期までには、NTT東日本がカバーするエリアのうち、県庁所在地級都市までエリアを拡大する計画だ。
現在、1.5Mbpsのフレッツ・ADSLを使用しているユーザーが、フレッツ・ADSL8Mタイプに切り換える場合、電話と共有するタイプ1回線の場合は2800円、ADSL専用となるタイプ2回線の場合は2000円がかかる。ただし、これはユーザーがモデムを設置する場合の価格。モデムの設置や回線工事などをNTTに依頼する場合は、別途工事費が必要となる。
ADSLモデムについては、NTT東日本からのレンタルで利用している場合には、8MタイプのADSLモデムと交換となる。料金などはかからない。
なお、フレッツ・ADSLと組み合わせて使用するISPサービスについては、すでにほとんどの大手ISP事業者が8Mへの対応を表明。大半が追加料金や手続きなしで、そのまま8Mでも利用できる。
フレッツ・ADSL8Mタイプは、最大下り8Mbps、上り1MbpsのG.dmt AnnexC規格を採用したADSL接続サービス。月額料金はタイプ1回線で3100円、タイプ2回線で4750円。NTT東日本が11月7日に11月下旬よりサービス受付を開始すると発表していた。
□ニュースリリース
http://www.ntt-east.co.jp/release/0111/011128a.html
□サービス開始時期(局番リスト)
http://www.ntt-east.co.jp/release/0111/011128a_2.html
□関連記事「NTT西日本、フレッツ・ADSLの8Mサービスを正式発表」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2001/11/07/ntt1.htm
□NTT東日本
http://www.ntt-east.co.jp/
(笠井 康伸)
2001/11/28 17:42
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