松下電器、東芝、イーピー、インターネット総合研究所(IRI)の4社は、蓄積型双方向テレビサービス「ep」の接続サポートなどを行なう会社「ホームインターゲート」を2月1日に共同で設立すると発表した。
誰もがネットワークにつながる「ユビキダスネットワーク社会」では、パソコンだけでなく情報家電がネットワークにつながるため、幅広い層の人たちがインターネット接続をするようになる。そこで4社はホームインターゲートを設立し、「ep」や情報家電と各プロバイダへの接続サポートを提供するという。
具体的なホームインターゲートのサービスとしては、イーピーが会員向けに販売する「epステーション」によるプロバイダへの簡単な接続、加入手続きをリモコン操作でできるような加入環境の提供、プロバイダ接続の簡単な初期設定の提供、、電子メール受発信の代行、epステーションへの安定的なインターネットの接続環境の提供が挙げられている。
今後の予定としては、デジタルテレビにとどまらず、各種ネット家電の接続サポートやサービスプラットフォームのアカウントの管理、機器の故障情報の収集や、ソフトウェアのバージョンアップなどのサービスも検討しているという。
なお、epステーションはイーピーが会員向けに販売する予定の多機能セットトップボックス。モデム内蔵でインターネットに接続でき、BSデジタル、110°CSデジタルに対応し、ハードディスクへの自動蓄積放送に対応する。2002年春の「ep」のサービス開始に向けて販売される。
□ニュースリリース
http://www.iri.co.jp/jp/pressrelease/html/iri020128.html
□松下電器
http://www.mei.co.jp/
□東芝
http://www.toshiba.co.jp/
□イーピー
http://www.epep.jp/
□インターネット総合研究所
http://www.iri.co.jp/
(正田拓也)
2002/01/29 13:05
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