インターネット接続サービスを提供しているケーブルテレビのJ-COMは、これまで規約で禁止していたルータの利用を、2月1日に条件付きで認める改定を行なった。
従来、J-COMでのルータの使用は認められておらず、複数台のパソコンを使う場合には、追加でIPアドレスをもらえる月額1000円の有料オプションを申し込む必要があった。この方式では、すべてのパソコンに直接グローバルIPアドレスが割り振られる方式となっており、ファイル共有などの家庭内LANとの融合が難しかった。
ルータを利用する場合には、利用者向けのページから、ルータのメーカーと機種を入力すれば、すぐに利用が許可される。
また、動作確認されたルータは、実際にインターネット接続を提供している@NetHomeのWebサイトに記載されており、2月1日現在でコレガの「BAR SW-4P」「BAR SW-4P Pro」、アクトンの「SMC7004BR」、アップルの「AirMac」、メルコの「BLR2-TX4」「WLS-L11GS-L」、NECの「WBR75H」となっており、今後追加される予定という。
□関連記事「J-COM、2002年2月1日より下り8Mbps、上り2Mbpsにスピードアップ」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2001/12/25/jcom.htm
□J-COM
http://www.jcom.co.jp/
□@NetHome
http://athome.jp.home.com/
(正田拓也)
2002/02/01 15:38
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