法人向けのウイルス対策製品を出荷するソフォスは、2002年1月のウイルス報告数をまとめた「トップ10ウイルス」を発表した。
1位は「W32/Badtrans-B」で、報告数の61.1%を占めている。前月が92.4%を占めていたのに比べるとやや沈静化したことになる。2位には1月末に発見された「W32/MyParty-A」で4.3%だが、数日間でいきなり上位に食い込んだ。
また、その他が19.2%と前月の3.4%に比べて大幅に増加し、亜種も含めてさまざまなウイルスが蔓延していることを表わしている。
■2002年1月 トップ10ウイルス
順位 | 前月順位 | ウイルス名 | 割合 |
1 | 1 | W32/Badtrans-B | 61.1% |
2 | 新規 | W32/Myparty-A | 4.3% |
3 | 3 | W32/Magistr-B | 3.6% |
4 | 4 | W32/Sircam-A | 2.9% |
5 | 7 | W32/Nimda-A | 2.3% |
6 | 新規 | W32/Maldal-G | 1.6% |
7 | 5 | W32/Magistr-A | 1.4% |
8 | 再入 | W32/Gokar-A | 1.3% |
8 | 新規 | W32/Klaz-E | 1.3% |
10 | 7 | W32/Nimda-D | 1.0% |
- | - | その他 | 19.2% |
□関連記事「IPAとソフォス、12月度のウイルスについてまとめ」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/01/08/ipa-sop.htm
□ソフォス
http://www.sophos.co.jp/
(正田拓也)
2002/02/01 18:26
|