イー・アクセスはインターネット電話体験コーナーにマイクロソフトのWindows XPに搭載される「Windows Messenger」を利用したインターネット電話を展示した。国内一律3分10円という料金設定で、イー・アクセスに限らず、どこのプロバイダからでも利用することができるもの。会場では一般電話に向けて通話を試すことができる。
電話のかけ方は、画面上のボタンをマウスでクリックするか、キーボードで番号を打ち込み、通話ボタンをクリックする。受話器は通常、ヘッドセットなどを接続するが、会場では電話の受話器を模したものが備えられていた。
通話中は通話時間と料金が表示され、終話も画面上のボタンをクリックすることで電話が切れる。
音声品質に関しては、回線の状態に左右されるとしているが、一般のブロードバンド回線で使用する場合には、一般電話と比べて遜色はない。ただし、インターネット電話から通常の電話回線への音声については、Windows Messengerの仕様で、声を出していない場合には、音声データの送出をストップしてしまうことがあり、ときおり、とぎれたような印象を受けることがある。もっとも、通話が切れているわけではないので、声を出せばそのまま通話ができる。
なお、このサービスの開始は2月20日ごろとしているが、態勢が整い次第すぐに提供されるとのことで、20日より前に開始される可能性もあるという。
□関連記事「イー・アクセス、PC to Phoneサービスの料金体系を発表、国内は3分10円」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/02/04/phone.htm
□インターネット電話
http://www.iptel.jp/
(正田拓也)
2002/02/06 20:59
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