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gooリサーチ、「常時接続時代におけるISP選択の意識調査」を実施

 gooリサーチは、「常時接続時代におけるISP選択の意識調査」を実施。ポータルサイトである「goo」上でアンケートを2001年11月16日から11月30日まで実施し2万4742名の有効回答を集めた。これによると、回答者の53.4%が常時接続環境を利用しており、さらに41%のユーザーが常時接続環境を導入する際にISPを乗り換えたという結果となっている。

 回答者に占める常時接続とダイヤルアップ接続の割合は、常時接続が過半数を超える53.4%。内訳はADSLがもっとも多く37.9%で、これにフレッツ・ISDNが30.4%、CATVインターネットが28.9%、FTTHが0.5%、無線インターネットが0.4%と続く。

 利用しているADSL事業者は、NTT東西が提供するフレッツ・ADSLがもっとも多く40.8%、続いてYahoo! BBの25.9%で、この2つだけで全体の66.7%と多数を占める結果となった。この2事業者以外では、イー・アクセスの9.9%、日本テレコム(J-DSL)の6.5%、アッカ・ネットワークスの5.8%となっている。

 常時接続を利用しているユーザーの月あたりのインターネットの利用時間および接続料金は、50~100時間で4000~5000円未満と答えた人がもっとも多かった。月額料金については3000~6000円の間と答えた人が全体の74%を占める。これはYahoo! BBなどの低料金をウリにしたADSL事業者とフレッツ・ADSL+ISPを組み合わせて使用しているユーザーが多数を占めているためと思われる。

 ISPの選択理由でトップとなったのは「通信料金を気にせずに使える」の61.3%。続いて「接続スピードが速そう」(40.8%)、「接続料金が安い」(35.0%)。逆に意外と低かったのが「初期コストが安い」(15.3%)、「カスタマサポートが充実している」(8.4%)、「申し込みから利用開始までの期間が短い」(5.5%)など。

 興味深いのは常時接続環境を導入する際に、全体の41%がISPを乗り換えている点。理由は「アクセス回線を提供する会社がISPサービスをセットで提供している」(26.6%)、「常時接続サービスに対応するコースの料金が高い」(25.7%)、「常時接続サービスに対応するコースがない」(21%)となっている。イー・アクセスやアッカ・ネットワークスがISPと組んで提供しているADSL接続サービスが、ISPの選択・乗り換えの大きなポイントになっているようだ。


□ニュースリリース
http://www.goo.ne.jp/help/info/n_release/n_020206.html
□goo
http://www.goo.ne.jp/

笠井 康伸
2002/02/06 16:59

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