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イー・アクセス、収容局までの道なり距離を測定できる「レッツ距離測定」

 イー・アクセスは、収容局からユーザー宅までの道なり距離が測定できる「レッツ距離測定」を同社のWebサイト上で公開した。電話回線は、一般的に道路沿いの地下もしくは地上に敷設されている場合が多いため、収容局からの直線距離と比較して、より正確な回線距離を測定できるとしている。

 ただし、収容局からユーザー宅の間に河川、線路、地下鉄、高速道路、幹線道路がある場合には、実際の電話回線の長さは道なり距離よりも長くなることがある。また、ADSLでは電話回線の長さのほかに、回線品質や宅内環境などでも実効速度が左右されるため、あくまで参考情報として提供しているという。

 レッツ距離測定を利用するには、まずイー・アクセスのWebページに用意された8Mもしくは1.5Mのエリア判定フォームにユーザー宅の電話番号を入力し、判定ボタンを押す。これにより、ADSLサービスが提供されているかどうかや該当する収容局名が表示され、その下に「Let's 距離測定」ボタンが表われる。このボタンを押すと、距離測定用の住所を指定する画面となる。ここで都道府県や市町村名を指定するか入力フォームから住所を入力すると、ユーザー宅近辺の地図が表示される。続いて地図上でユーザー宅の正確な場所を指定すると、収容局からの道なり距離と直線距離を知ることができる。

 地図は500mから8kmまで5段階の縮尺が用意されており、地図上にはNTTの収容局やコンビニ、ガソリンスタンドなども表示される。NTTの収容局がどのように配置されているかをざっと見ることも可能だ。

 距離の測定後は、回線距離に応じた実効速度の分布図や8Mbpsサービスと1.5Mbpsサービスを選択する上での参考情報などが表示される。これによると、道なり距離が2km未満の場合には8Mbpsサービスのほうが1.5Mbpsサービスより速い速度が期待できる。2~3kmでは8Mbpsと1.5Mbpsで速度が変わらない可能性があり、3km以上では回線状況によって速度が安定しないか、つながらない場合があるとなっている。


□ニュースリリース
http://www.eaccess.net/jp/press/2002/pr020215.html
□イー・アクセス
http://www.eaccess.net/

笠井 康伸
2002/02/15 14:00

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