メルコは、ADSLモデムを内蔵した無線機能付きルータ「WLAR-8000ACG」のファームウェアをバージョンアップした。ADSLモデムと通信できなくなる不具合を修正したVer.1.12と、新機能を追加したVer.1.13 beta1が同時に公開されており、いずれも同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。

　Ver.1.12で解消されたのは、ADSLモデムとの通信が何らかの原因でできなくなり、ルータがモデムの故障と判断してしまうことがある不具合。

　Ver.1.13 beta1では、PPPoAを使用して接続した場合に特定のWebサイトが表示できない問題や、DHCPクライアント機能を使用して接続した場合にAirStationの動作が不安定になる問題が修正されている。また、これまではファームウェアのバージョンアップを行なうと改めてルータの設定を行なう必要があったが、Ver.1.13 beta1dでは設定情報を維持する仕組が追加された。

□WLAR-8000ACG用のファームウェア（ダウンロードできる）
http://buffalo.melcoinc.co.jp/download/driver/lan/wlar-8000acg.html
□関連記事「メルコ、無線ルータ「WLAR-8000ACG」の内蔵モデムがAnnexAに対応」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2001/12/26/mela.htm
□関連記事「メルコ、ADSLモデムを内蔵した無線機能付きルータ AirStationADSL」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2001/10/18/melco1.htm
□メルコ
http://www.melcoinc.co.jp/

（笠井 康伸）
2002/02/19 14:16