メルコは、既に発売中のレイヤ3スイッチ「LSM-L3-24」にOSPF（Open Shortest Path First）ダイナミックルーティングに対応したファームウェアを公開すると発表した。2月21日より同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。

　OSPFは、ダイナミックルーティングのプロトコルのひとつ。ネットワーク全体を複数のエリアとして分割して管理するため、テーブルサイズが少なくて済むなどの利点がある半面、複雑な処理を行なうため、ルータやレイヤ3スイッチに高い処理能力が要求される。

　「LSM-L3-24」は10BASE-T/100BASE-TXを24ポート持つレイヤ3スイッチングハブ。当初よりスタティックルーティングとRIPv1/v2のダイナミックルーティングに対応しており、OSPFはバージョンアップで対応予定とされていた。ほかに、最大256グループまでのVLAN構築機能を持ち、価格は17万8000円。

□ニュースリリース
http://buffalo.melcoinc.co.jp/products/new/2001/056_3.html
□製品情報（LSM-L3-24）
http://buffalo.melcoinc.co.jp/products/catalog/item/l/lsm-l3-24/index.html
□メルコ
http://www.melcoinc.co.jp/

（正田拓也）
2002/02/21 11:53