NTT東日本は、フレッツ・ISDN、フレッツ・ADSL、Bフレッツの利用者間で、簡易なグループ内通信が可能となるサービス「フレッツ・グループアクセス」を発表した。月額利用料はフレッツ契約1回線あたり700円からとなり、提供開始日は3月12日。

　同一県内のフレッツ・ISDN、フレッツ・ADSL、Bフレッツの利用者間でプライベートグループを構築し、その中で通信を行なうもの。NTT東日本の地域IP網内の通信となり、インターネットにデータが流れないものとなるため、セキュリティの高い通信が可能になる。

　サービスプランは「フレッツ・グループアクセス ライト」と「フレッツ・グループアクセス プロ」の2種類。「ライト」は最大10契約まででIPアドレスはNTT東日本が割り当てる。「プロ」は最大30契約までで、IPアドレスの設定はユーザー側で行なうなど、高機能になっている。

　利用にあたっては、初期費用が1工事ごとに2000円、「ライト」の月額利用料が700円、「プロ」が同4500円かかり、それぞれのフレッツ回線に追加される。また、フレッツシリーズの利用料は別途かかる。

　提供エリアは、サービス開始当初は町田市および稲城市の一部をのぞく東京都内で開始するが、順次拡張される予定。受付はフレッツユーザーの情報サイト「フレッツ・スクウェア」で受け付ける。

□ニュースリリース
http://www.ntt-east.co.jp/release/0203/020305.html
□NTT東日本
http://www.ntt-east.co.jp/

（正田拓也）
2002/03/05 17:56