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東急電鉄、246-netをiTSCOMに営業譲渡、グループのネットワーク事業を統合

 東京急行電鉄は、同社が運営しているISP事業「246-net」をイッツ・コミュニケーションズ(iTSCOM)に営業譲渡し、グループ内のネットワーク事業を統合することで合意したと発表した。4月1日付けで、246-netのすべてのサービスをiTSCOMが継承し運営していく。

 246-netは、東急沿線を中心とした首都圏エリアで個人、法人、マンションなどをターゲットにADSLやBフレッツに対応したISPサービスを提供している。4月1日付でCATVやCATVインターネットを提供しているiTSCOMに事業統合されるものの、当面は現行サービスをそのまま提供していくという。ドメイン名の変更なども行なわれない。

 ただし、10月をメドに246-netとiTSCOMのサービスを同一の契約・サービス形態として提供できるように整備を進めていく。この時点になれば、たとえば246-netからCATVインターネット(iTSCOM)へといったコース変更にも対応できるようになるという。

 東急電鉄によれば、今回の統合は東急グループのネットワーク事業を集中させることによる経営資源の効率化とスケールメリットの追求、および提供可能なネットワークサービスの多様化が目的。まずは東急沿線情報コンテンツとAIIのエンターテイメント系コンテンツをあわせてiTSCOMから配信するなど、コンテンツ配信事業を強化していくという。

 統合の結果、iTSCOMのISPサービスはCATVインターネット加入者が6万世帯、246-netの個人ユーザーが約2万2000人、法人・ホテルが約270契約、マンション約2200戸という規模になる見込みだ。


□ニュースリリース
http://www.itscom.net/info/pr/index7.html
□東京急行電鉄
http://www.tokyu.co.jp/
□イッツ・コミュニケーションズ
http://www.itscom.net/

笠井 康伸
2002/03/06 20:01

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