発表に先立ち挨拶する渡辺武経社長

　@niftyは3月12日より、個人間の少額決済サービス「@pay」を開始すると発表した。個人が作成した画像ファイル、音楽データなどのデジタルコンテンツ販売を支援するもので、販売者登録料は月額200円。別途に売上金額の15％が手数料として徴収される。

　販売を行なえるのは@nifty会員に限定される。特別なプログラムなどを設置する必要はなく、また自分のWebページ上で販売を行なうこともできる。この場合は@payで用意された「購入ボタン」用のHTMLソースを、自分のWebページ上にコピーしておけばよい。」

　販売価格は100円～1万円の間で1円単位の設定が可能。また専用サーバー上で販売コンテンツを保管し、不正ダウンロード対策やウイルスチェックを施す「ライブラリオプション」も用意されている。保管容量が5MBまでの場合、月額利用料は200円。

　購入側は@nifty会員であるか、「Combo会員」としてクレジットカード番号などを登録する必要がある。Combo会員自体の登録料、月額手数料などは無料。

　@payは利用規約によって物品の販売は制限されており、デジタルコンテンツ販売に特化したものとなっている。また販売されるコンテンツは@niftyの事前審査などを受けていない個人出品物のため、購入は自己責任で行う必要がある。

□ニュースリリース
http://www.nifty.com/corp/release/20020311.htm
□@pay
http://www.nifty.com/pay/
□@nifty
http://www.nifty.com/

（森田 秀一）
2002/03/11 18:16