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マイクロソフト、「Freestyle」などのeHome構想について説明

eHome担当バイスプレジデント、マイケル タットゥンギ氏
メディアセンターPCを中心とした図

 マイクロソフトは、米マイクロソフトのeHome担当バイスプレジデント、マイケル タットゥンギ氏を迎え、eHome構想として「Freestyle」「メディアセンターPC」の説明を行なった。

 マイクソフトでeHome構想を扱うeHome事業部は、PCの可能性を広げ、家庭内の日常生活のあらゆる場面で使用できるようにするために2001年3月に発足した。AVコンテンツへの簡単なアクセスや、家庭内デバイスとのシームレスな協調といったことも行なっている。

 「Freestyle」は、Windows XPに追加するAV機器やメディアを操作するインターフェイスで、eHome事業部が開発にあたっている。「メディアセンターPC」は「Freestyle」の技術を投入したパソコン。家庭内のAV機器と赤外線、IEEE1394、無線などで接続され、パソコンからAV機器の持つコンテンツを楽しんだり、制御したりできるというもの。メディアセンターPCは、Windows XPの全機能に加えてリモコンやテレビの機能を追加するイメージだという。

 タットゥンギ氏によれば、「Freestyle」を使った楽しみ方は、「メディアセンターPC」があり、そこには、個人の好きな音楽やビデオのコンテンツがあり、それを家庭内のどこからでもリモコンで簡単にアクセスできるというイメージ。もちろん、Windows XPのアプリケーションソフトの実行も可能という。製品の登場時期については「(年末の)ホリデーシーズンに出てくるだろう」と予測を述べた。

 「メディアセンターPC」には、UPnP(Universal Plug & Play)で接続されるAVデバイスも必要になってくるという。現在、NEC、サムソン、ヒューレットパッカードの3社とパートナーシップを結んでいるが、ほかにも「各メーカーさんが関心を示してくれている」という来日しての感想も述べた。また、家電メーカーが「Freestyle」にもとづいた製品を出せば、PCに接続して活用できる製品となり、市場で利益が得ることができるだろうと語った。


□マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/

正田拓也
2002/03/13 15:20

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