NTTコミュニケーションズ（NTT Com）は、OCN常時接続サービスを利用しているユーザーを対象に「OCNウイルスチェック ゲートウェイサービス」を提供すると発表した。無料で利用できるモニターを募集し、5月10日から7月31日までの期間限定で提供する。

　このサービスでは、OCNネットワーク内に設置したユーザーのメールサーバーがインターネット上のメールサーバーとやり取りする際に、メールのウイルスチェックを自動で行なう。具体的には、ユーザーとインターネット上のメールサーバーの間にウイルスチェックを行なうゲートウェイを設置。このゲートウェイでメールがウイルスが感染していないかをチェックする。

　無料で利用できるモニターは、3月27日から4月19日の17時までNTT ComのWebサイトで募集する。募集数はメールアドレスの合計が1万になるまでで、OCN常時接続サービスのユーザーであるほか、利用メールアドレスの数が1000まで、メールサーバーを管理しており設定変更が可能であることなどが条件となる。

　利用できるのは5月10日から7月31日までで、それ以降は有料サービスに移行する計画だ。

□ニュースリリース
http://www.ntt.com/NEWS_RELEASE/2002NEWS/0003/0327.html
□OCNウイルスチェック ゲートウェイサービス（モニターへの応募ができる）
http://www.ocn.ne.jp/viruscheck-gw/
□関連記事「KDDI、メールサーバーの不正利用防止サービス」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/03/27/kddi.htm
□NTTコミュニケーションズ
http://www.ntt.com/

（笠井 康伸）
2002/03/27 16:31