日本テレコムは、JR東日本と共同で行なっている無線LAN接続実験の4月1日以降の拡大計画について発表した。実験参加ISPの会員以外でも1時間程度ホットスポット利用が可能となる「一時利用接続サービス」を東京駅と上野駅で始める。また4月中旬には成田空港駅、空港第2ビル駅でも実験サービスを提供する予定。
4月1日からの実験サービスエリアは、新しく加わる横浜駅を含めて計6駅。「ベックスコーヒーショップ横浜店」での利用が可能となるほか、上野駅正面玄関そばの待ち合わせスペース「Break」近辺にもアクセスポイントが追加設置される。
ユーザー自身が用意した機材を用いてホットスポットにアクセスする場合、ODN会員もしくはJENS SpinNet会員であり、あわせて事前申し込みを完了している必要がある。いずれの会員でもない場合は東京駅と上野駅に限り、直接専用窓口で受付を行なうことで1時間程度の一時利用が可能になる。
また上野駅で端末自体の貸し出しも開始される。一時利用、端末貸し出しには身分証明書の提示が必要。受付時間は平日が11時から19時、土日祝日は10時から18時までとなっている。なおいずれの実験サービスとも無料で利用できる。
□ニュースリリース(日本テレコム)
http://www.japan-telecom.co.jp/newsrelease/nr020328_b_fs.html
□関連記事「JENS、JR東日本の無線LAN接続実験へ参加。横浜駅も実験エリアに」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/03/28/jens.htm
□駅でワイヤレスインターネット体験
http://www.jreast.co.jp/musenlan/
□東日本旅客鉄道
http://www.jreast.co.jp/
□日本テレコム
http://www.japan-telecom.co.jp/
(森田 秀一)
2002/03/28 20:37
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