中日新聞社、中部日本放送、東海テレビ放送の3社で構成する中日ドラゴンズ映像サービス協議会は、3月30日から映像配信サイト「Vドラゴンズ」の本格運用を始める。中日ドラゴンズ主催試合の模様を編集した上で速報する。もっとも早い場合、各イニング終了数分後に映像を視聴できる。料金は月額1000円

　提供される映像は基本的に両チームの全打席。イニングごとのハイライト映像や、試合全体のダイジェスト映像も配信される。ビジターゲームについては文字中心の記事が掲載される。なお3月30日、31日の試合は無料で公開され、4月1日分から有料での配信となる。

　試合映像の視聴にはWindows Media Playerを使う。配信帯域は56kbps、256kbps、500kbpsの3種類。なお256kbpsと500kbpsに関しては、配信サーバーへの接続経路、混雑具合などに応じて自動的に適切などちらかが選ばれる。

　Vドラゴンズのサービスは、NTT-MEが3月30日から提供する映像配信サービス「CDN-Prime Stage」のシステム上で構築されている。NTTの地域IP網内に設置した配信キャッシュサーバーと直結されているため、対応ISPとフレッツ・ADSL、Bフレッツを組みあわせて使用しているユーザーは、より安定したストリーミング視聴が可能になるという。なお、フレッツ以外のユーザーでも視聴することは可能。

　CDN-Prime Stageの対応ISPは現在WAKWAK、ドリームネット、DTIの3社。北海道、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の地域IP網への接続が完了しており、今後は大阪府、愛知県などにも拡大を図っていく予定。

	ストリーミング配信情報
	名称：	Vドラゴンズ
	日時：	3/30～
	URL：	http://www.v-dragons.jp/
	料金：	月額1000円
	対応プレーヤー：	Windows Media Player
	配信帯域：	56kbps、256kbps、500kbps

□ニュースリリース（NTT-ME）
http://www.ntt-me.co.jp/news/news2002/nws020329b.htm
□Vドラゴンズ
http://www.v-dragons.jp/
□NTT-ME
http://www.ntt-me.co.jp/

（森田 秀一）
2002/03/29 18:46