PC以外のデバイスを対象としたインターネット接続サービスの共同実験や実用化を推進する「NonPC インターネットコンソーシアム（NIC）」に日立製作所が参加した。これにより、NIC参加企業は全部で9社となった。

　3月11日に発表された時点では、NICへの参加企業は松下の「hi-ho」、三菱電機グループのドリーム・トレイン・インターネットが運営する「DTI」、三洋電機ソフトウェアの「SANNET」、東芝情報システムの「infoPepperインターネットサービス」の4社だった。その後、3月27日に設立会議が開催されており、この会議にはコンソーシアムメンバとしてNTTデータ、ドリームネットの「Dream Net」、シャープの「Sharp Space Town」、NECの「BIGLOBE」が加わっていた。

　現在、NICではIPv6の共同構築や運用を行なうネットワーク部会、NonPCデバイスを対象としたユーザーサポートの方法やノウハウを蓄積するCS部会、マーケティング部会、サービス・コンテンツ部会が設立され、活動を開始している。今後は4月25日に各部会の活動計画を承認、7月には部会活動の中間報告を行なう計画だ。

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http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/03/11/isp.htm

（笠井 康伸）
2002/04/03 12:45