NTT-MEと日本ネットワークアソシエイツ（NAC）は、企業内ネットワークのゲートウェイに設置してコンピュータウイルスの侵入・流出を防ぐ、ソフトウェアとハードウェア一体型の「WebShield e500 Appliance」および「WebShield e250 Appliance」を4月3日より発売する。

　「WebShield e500 Appliance」と「WebShield e250 Appliance」は、ハードウェアとソフトウェアを一体化したため、導入および設定コストの削減が可能となっているほか、ソフトウェアの性能を最大に発揮できるようにハードウェアがカスタマイズされているという。HTTP、SMTP、FTPおよびPOP3に対応し、Web閲覧や社外のメールサーバから受信したメール経由のウイルス感染を防止できる。そのほか、コンテンツ管理機能、ログ機能およびアラート機能、自動アップデート機能も備えている。

　価格はともに初年度スタンダードサポート込みで、1時間に10～15万件のメールが処理できる「WebShield e500 Appliance」が275万円から、約3万件を処理できる「WebShield e250 Appliance」が175万円からとなっている。サポート時間の延長レスポンスタイムを保証したコネクトサポートやエンタープライズサポート、導入のためのインストールサービスやコンサルティングサービスも用意されている。

　NTT-MEとNACは、2001年6月、総合的なネットワークセキュリティ・サービスとソリューションを提供する「マネージドセキュリティ」事業で提携している。

囗ニュースリリース
http://www.ntt-me.co.jp/news/news2002/nws020403.htm
□NTT-ME
http://www.ntt-me.co.jp/
□NAC
http://www.nai.com/japan/

（甲斐祐樹）
2002/04/03 14:47