NTT-MEは、アルチザネットワークスの販売代理店になったと発表した。通信事業者などに自社製品と組み合わせるなどしてアルチザネットワークスのVoIPシステム向け試験機器を販売していく。
アルチザネットワークス製品の特徴としては、VoIPの主要なプロトコルに対応し、汎用のパソコンにソフトをインストールすることで専用機器を使わずに安価にテスト環境を構築できること。今回の提携によりNTT-MEはコストパフォーマンスが優れたシステムを提供できるとしている。
提供される製品は「Artiza VoIP Simulator」「Artiza VoIP Analyzer」の2つ、「Artiza VoIP Simulator」はVoIPの呼設定手順を検出・記憶して、検査対象装置になり代わって再現する。価格は対応プロトコルによって異なるが180万円から500万円。
「Artiza VoIP Analyzer」はイーサネット上のパケットをモニタしてエラー統計や、VoIP機器同士のセッションの表示などVoIPシステムの検証に必要な情報を表示する。価格は50万円。
これらの製品の対象ユーザーとして、VoIP機器の開発メーカーや、VoIPサービスを行なっている通信事業者、VoIPネットワークの構築を行なっているシステムインテグレーターなどを挙げている。
□ニュースリリース
http://www.ntt-me.co.jp/news/news2002/nws020404b.htm
□NTT-ME
http://www.ntt-me.co.jp/
□アルチザネットワークス
http://www.artiza.co.jp/
(正田拓也)
2002/04/04 18:48
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