ソフォスは自社でとりまとめたウイルス被害ランキングを発表した。1位「W32/Klez-G」、2位「W32/Badtrans-B」が全被害報告数の46.5%を占めており、発見から時間が経過しているウイルスに対しても引き続き警戒が必要だとしている。
ランキングの具体的な内訳は「W32/Klez-G」が23.7%、「W32/Badtrans-B」が22.8%でほぼ同率。3位「W32/Magistr-B」が6.9%、3月に発見された「W32/FBound-C」は6.8%と4位だった。
「W32/Klez-G」は2月、「W32/Badtrans-B」は2001年11月に発見。「W32/Badtrans-B」についてはOutlook Expressなどのセキュリティホールを利用して、メールのプレビューをしただけで感染範囲を広げることもあり、発見時に特に流行した。
□ニュースリリース
http://www.sophos.co.jp/pressoffice/pressrel/20020402topten.html
□関連記事「電子メールで感染するウイルスに新種「W32.Klez.E@mm」」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/01/24/klez.htm
□関連記事「ウイルス「Badtrans.B」が大量発生、シマンテックは危険レベルを引き上げ」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2001/11/27/badtrans.htm
□ソフォス
http://www.sophos.co.jp/
(森田 秀一)
2002/04/04 15:11
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