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FLORA 310

キーボードと無線LANユニット

　日立製作所は、4月10日よりキーボードに無線LANを内蔵可能な企業向けデスクトップパソコン「FLORA　300シリーズ」を発売すると発表した。同社のWebサイト「日立Internet Shop」および営業・販売代理店を通じて販売され、価格はCeleron 1GHzを搭載した最も安価なモデル「PC7DK4-G202P1L00」で9万2000円となる見込み。

　FLORA　300シリーズでは新たに、キーボードに周辺機器を増設できる「USBベイキーボード」に無線LANを対応させた。キーボードに増設することで、無線LAN構築の手間を削減できるという。無線LANはIEEE802.11bに準拠しており、最大で11Mbpsの通信が可能。また、「Bluetooth　USBアダプタ」もオプションで提供され、Bluetoothを搭載した携帯電話やPHS、PCと無線データ通信が可能となる。

　USBベイキーボードは他にもスマートカードリーダ／ライタ、コンパクトフラッシュやスマートメディア、SDカード、メモリースティックなどに対応した「メモリーカードリーダ／ライタ」、ミニスピーカを搭載することが可能。

　FLORA　300シリーズは液晶ディスプレイ搭載のオールインワンモデル「FLORA 310」、省スペーススリムモデル「FLORA 330」、スリムタワーモデル「FLORA 350」の3種類が用意されている。

囗ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/2002/0408/index.html
囗日立製作所
http://www.hitachi.co.jp/

（甲斐祐樹）
2002/04/08 16:24