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メルコは、ADSLモデム内蔵の無線LANアクセスポイント内蔵ルータ「AirStationADSL」をモデルチェンジして発表した。本体のみの「WLAR-8MACGT」(3万9800円)、無線LANカードを1枚同梱した「WLS-8MACGPST」(4万5000円)、USB接続の無線LANアダプタを1つ同梱した「WLS-8MACGSUT」(4万7000円)の3種類。いすれも5月上旬に発売予定。
今回モデルチェンジされた「AirStationADSL」は、従来モデル「WLAR-8000ACG」において報じられているADSL事業者によって異なる局舎側モデムチップによる相性問題を解決しているほか、付属ユーティリティの変更、無線LANカード同梱モデルに付属する無線LANカードの変更などが特徴。
局舎側モデムとの相性問題では、GlobeSpan、Centilliumのいずれのモデムチップを採用している事業者と対応を図った。メルコの検証結果によれば、NTT東西のフレッツ・ADSL、日本テレコムのJ-DSL、アッカ・ネットワークス、イー・アクセス、Yahoo! BBの各大手事業者との動作確認をしたという。
付属ユーティリティでは、無線LAN部分の設定などに使用するツール「AirNavigater」の最新版(Ver2.7)を付属させた。
また、「WLS-8MACGPST」に同梱される無線LANカードは、従来モデルとは異なり、アンテナ部分の出っ張りを小さくした「WLI-PCM-L11GP」とした。
無線LANアクセスポイント機能は、WLAR-8000ACGと同様IEEE802.11bに準拠したもので、40/128bitのWEP、MACアドレスによるアクセス制限機能、ESS IDなどのセキュリティ機能を搭載している。
本体に搭載されるインターフェイスは、WAN側がADSL回線に接続するRJ-11ポート、LAN側は10BASE-T/100BASE-TX×4のスイッチングハブとなっており、こちらも従来製品から変更はない。
なお、メルコによれば、WLAR-8000ACGのファームウェアアップデートも引き続き行なわれ、局舎側モデムとの相性問題を解決し、新製品と同等のものとなる予定という。
□ニュースリリース
http://buffalo.melcoinc.co.jp/products/new/2002/004_1.html
□関連記事「アッカ、メルコのADSLモデム2機種の使用にあたって注意を掲載」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/04/01/accamo.htm
□メルコ
http://www.melcoinc.co.jp/
(正田拓也)
2002/04/18 12:43
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