オープンループとアクセス メディア インターナショナルは、WindowsやInternet Explorer(IE)などを簡単な操作で最新版に更新できるソフトウェア「PatchWiz」と、これに対応したサービス「WizService」を発表した。6月よりサービスを開始する。料金体系は現在検討中だが、年額6000円、半年だと3000円程度で提供される見込みだ。
このサービスではWizServiceセンターで各種のパッチ情報を収集、これをWizServiceサーバーに蓄積する。ユーザーのPCで実行するPatchWizではWizServiceサーバーからパッチ情報を取得しPCの環境に応じて必要なパッチを適用。こうすることでIEなどを常に最新の状態に保つ仕組みだ。
IEなどのセキュリティホールを悪用したウイルスによる被害が拡大しているが、その多くはパッチを適用することで回避できる。しかし、オープンループによれば、一般ユーザーにとってパッチをあてるといった作業は煩雑で、利用率はユーザー全体の1割程度にとどまっているという。
製品・サービス形態は、個人向けの「WizService Personal」、個人向けのPCにプリインストールする「WizService Preinstall」、企業向けでユーザー数に応じて契約する「WizService Pro」などが用意される。対応OSおよびソフトウェアはWindows XP/2000とIEを予定している。
□ニュースリリース
http://www.openloop.co.jp/press/release/020423.html
□オープンループ
http://www.openloop.co.jp/
□アクセス メディア インターナショナル
http://www.ami.co.jp/
(笠井 康伸)
2002/04/23 19:13
|