東芝は、無線LAN機能を本体に内蔵したミニノートPC「Libretto L5/080TNKW」を発表した。標準価格はオープンだが実売価格は17万円の見込みで、4月26日に発売される予定だ。

　今回、発表されたL5/080TNKWは、Librettoシリーズのニューモデル。従来のラインナップと比較して、搭載OSがWindows XP Professionalに変更されたほか、無線LAN機能が本体に内蔵された。

　ネットワーク関連のインターフェイスでは、無線LANのほかに10BASE-T/100BASE-TXに対応したイーサネットポートやV.90対応モデムを装備している。

　CPUにはTransmetaのCrusoe TM5800 800MHz、メモリは標準で256MB（最大512MB）、HDDは20GBを搭載。液晶は10型ワイドSXGAの低温ポリシリコンTFTで1280×600ドットの表示が可能だ。本体サイズ（幅×奥行×高）は268×167.2×20.5mm、重量は約1.1kg。標準バッテリで約4.5時間、オプションの大容量バッテリを装着すると約13.5時間の駆動が可能となる。

　なお、L5/080TNKWのほかに、無線LAN機能が省かれたWindows XP HomeEdition搭載モデル「Libretto L5/080TNLN」も用意されている。こちらの実売価格は14万円の見込みだ。

□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2002_04/pr_j2401.htm
□東芝
http://www.toshiba.co.jp/

（笠井 康伸）
2002/04/24 19:50