|
UGJ2(上)とUGJ1(下) |
アルプス電気は、最大54Mbpsでの無線LAN通信が可能な規格であるIEEE802.11aに対応したモジュール「UGJ1」と無線LANカード「UGJ2」を発表した。5月下旬よりサンプル出荷を開始、6月から量産していく予定。サンプルの価格はUGJ1、UGJ2ともに5万円となっている。
UGJ1は、3.4mmの薄さを実現したMini PCI Type IIIBモジュールで、UGJ2はCardBusに対応したPCMCIAカード。アルプス電気によれば、UGJ1、UGJ2ともに50m以上の通信距離で20Mbps以上のスループットを実現できるという。
本体サイズはUGJ1が59.6×45×3.4mm(幅×奥行×高)、UGJ2が119×54×5mm(突起部含まず)、電源電圧はともに3.3V。
アルプス電気は今回の開発を第1ステップとし、今後はテレビなどのAV機器への応用、IEEE802.11bとIEEE802.11a両方に対応したコンボカードの開発、携帯機器への搭載用にさらなる小型、低消費電力化などを行なっていくという。
囗ニュースリリース
http://www.alps.co.jp/press/new2002/f0425a-j.htm
囗アルプス電気
http://www.alps.co.jp/
(甲斐祐樹)
2002/04/26 14:36
|