メルコは、USB接続のADSLモデム「IGM-U8000AC」のファームウェアをアップデートした。新バージョンでは、Centillium製チップを使った局側機器を持つADSL回線との相性問題を一部解決した。同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。
新しいバーションは「Ver.1.10β」。ADSL局側機器との相性問題を一部解決したほかは、ADSLの8Mタイプ、1.5Mタイプの自動選択をやめ、手動選択のみで動作するようにし、ドライバ名の変更を行なった。
問題が解決される可能性のあるADSL回線は、フレッツ・ADSL、J-DSLなど。イー・アクセスは調査中としている。
なお、今回公開されたものは動作保証のないベータ版。メルコによれば正式版は5月中旬に公開予定という。
□IGM-U8000AC ドライバ Ver.1.10β
http://buffalo.melcoinc.co.jp/download/driver/lan/igm-u8000ac.html
□関連記事「メルコ、ADSLモデム内蔵無線ルータのファームウェア」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/04/22/melconic.htm
□メルコ
http://www.melcoinc.co.jp/
(正田拓也)
2002/05/02 12:59
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