イー・アクセスは、自社で認定しているADSLモデムの新ファームウェアを発表した。同社のWebサイトより無償でダウンロードできる。

　新ファームウェアの対象となるのは、イー・アクセスの指定モデムである住友電気工業の「TE4121C」、NECアクセステクニカの「AtermDR30F/CE」、クリエイティブメディアの「Broadband BLASTER　BRITEPORT 8100C」の3機種。AMラジオなどのノイズに対する耐性を向上させることで、通信の安定と速度の向上を図っている。イー・アクセスによれば、交換局との距離が比較的近いADSL8Mタイプの場合では数百kbps、場所によっては1.7Mbpsから3.2Mbpsへの速度向上が検証できたという。

　また、TE4121Cの新ファームウェアは、グローバルIPアドレスをLAN内の1台のPCに割り当てることのできる機能「GapNAT」を搭載、Winodows Messangerを利用したインターネット電話サービスやネットワーク対戦ゲームなどを利用できる。TE4121C以外のルータモデムおよび市販のブロードバンドルータについてはUPnP（Universal Plug and Play）の早期サポートなどを検討し、実施していくとしている。

囗ニュースリリース
http://www.eaccess.net/jp/support/ui020508.html
囗イー・アクセス
http://www.eaccess.net/

（甲斐祐樹）
2002/05/08 15:01