富士通は、アプリケーションをストリーミングで配信するサービス「AppFly(アップフライ)」を発表した。6月10日にサービスを開始する予定。
AppFlyは、教育系やオフィス系のアプリケーションなどを持つ事業者に代わり、ストリーミング配信でアプリケーションを提供していくサービス。専用のプレーヤーを利用してオンライン配信することで、クライアント機にアプリケーションをインストールすることなく常に最新の状態で利用できるという。アプリケーションは暗号化された状態でPCに配信され、オンライン接続したときのみ利用可能となるため、複数のPCへの不正コピーも防止することができる。
専用プレーヤーには海外のソフトメーカーExentのExEtenderを使用し、サービスの利用には256kbps以上の配信帯域が必要。料金は利用アプリケーション数を1種類、利用者を100人とした場合で初期費用が75万円、月額費用が7万円の予定。課金の対象はアプリケーションを自社で開発、提供している企業やISPとなる。富士通によれば、現在はISPや教育系コンテンツを持つ企業など5社と対応を検討しているという。
囗ニュースリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2002/05/8.html
囗富士通
http://jp.fujitsu.com/
(甲斐祐樹)
2002/05/09 16:01
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