メルコは、ADSLモデムと無線LANアクセスポイントを内蔵したブロードバンドルータ「WLAR-8000ACG」「WLAR-8MACGT」のファームウェアを公開した。Centillium製ADSLチップセットを使用したADSL局側機器との接続性を向上させたという。
公開されたものは、本体部分側のファームウェア「Ver.1.21 beta2」で、ADSLモデム部分の「Ver.020516A beta2」も含まれている。いずれも動作保証のないベータ版。
ADSLモデム部のファームウェアでは、Centillium製ADSLチップセットの局側設備との接続性を向上させた。しかし、メルコによれば一部の局側設備とは接続できない事例が確認されているという。
本体のファームウェアでは、Windows Messengerの音声・ビデオチャット、MSN Messengerの音声チャット、NetMeetingの開始に対応した。また、本体バージョン、モデムバージョン、モデム設定値、WAN接続時のIPアドレスをログに出力するようにしたほか、PPPoE接続を行なった際のパフォーマンスを15%向上させたという。
□WLAR-8000ACG / WLAR-8MACGT ファームウェア Ver.1.21 beta2
http://buffalo.melcoinc.co.jp/download/driver/lan/wlar-8000acg.html
□関連記事「メルコ、ADSLモデム内蔵無線ルータのファームウェア」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/04/22/melconic.htm
□メルコ
http://www.melcoinc.co.jp/
(正田拓也)
2002/05/17 18:05
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