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インターネット利用世帯の予測(情報通信総合研究所) |
情報通信総合研究所は、日本のインターネットの普及予測等について調査結果を発表した。本調査は2001年12月に全都道府県の個人を対象として、電話によるアンケートで行なったもの。
これによると、現在の国内におけるインターネット利用は2世帯に1世帯の割合まで普及しているという。2005年には利用世帯は4000万、利用人口は1億人を超え、ブロードバンドユーザーは400万から3000万へと増加する見込み。
料金の面でみると、月額料金が定額制である比率は約77%で、1999年の調査時の約32%から2.5倍増加している。同研究所によれば、この増加はブロードバンドサービスの急速な普及が関係しているという。また、ブロードバンドユーザーの80%以上がサービスに満足しており、その理由として「常時接続」「定額料金」の2点を挙げている。
ブロードバンド普及の鍵となるADSLサービスの料金を海外と比較した場合、ブロードバンド大国と呼ばれる韓国の3135円に対し、日本の料金は3419円でほぼ同水準、アメリカの7428円と比べると半額以下となっている。また、8Mサービスにおいてはアメリカは家庭用にサービスを提供しておらず、日本が3377円、韓国が4076円とより安価に提供されていることがうかがえる。
囗インターネットの普及予測について
http://www.icr.co.jp/info/press/press20020521.html
囗情報通信総合研究所
http://www.icr.co.jp/
(甲斐祐樹)
2002/05/21 20:03
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