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@nifty、P2P型のビデオチャットサービス「EyeballパティオLite」

EyeballパティオLiteのデモ。画面上がアバター機能。
@nifty代表取締役社長 渡辺武経(右)、プロハウス代表取締役社長 徳永隆也(左)、Eyeball Networks Chairman and CEO Chris Piche(中央)
 @niftyは、インターネットコンテンツを制作するプロハウスおよびカナダのEyeball Networksと提携し、P2P型のビデオチャットサービス「EyeballパティオLite」を5月21日より開始する。利用料は1アカウントにつき月額500円。

 EyeballパティオLiteは、3人まで同時に参加可能なビデオチャット。Eyeball Networksの技術である「Any-Firewall Technology」を用いることでプライベートIPアドレス間での接続が可能となり、ルータ下にあるPCからでも同時に利用が可能。また、同社の技術「Any-Bandwidth Technology」によって、最大1万人まで同時にアクセスが可能なP2Pサービスを提供できるという。

 サービスの利用は、専用のソフトなどを使用せずにブラウザで行なう。最大3人までがビデオチャットやテキストチャット、音声通話などを楽しむことができる。映像を映したくない場合には用意された絵を表示しておくアバター機能や、ファイル送信機能などもサポートしている。

 サービスの対象は@nifty会員および@niftyのコンテンツサービスを利用できるCombo会員。利用にあたっては「パティオネーム」と呼ばれるアカウントを取得する必要がある。パティオネームは会員1人につき3個まで取得可能で、料金は1つにつき月額500円。なお、サービス利用開始月は無料で利用できる。

 @niftyは、Any-Bandwidth Technologyを利用することで、現在家庭などで利用されているブロードバンドルータのうち、90%以上のファイアウォールに対応、EyeballパティオLiteの利用が可能だとしており、3カ月以内に1万人のユーザーを見込んでいる。また、ビジネスユーザー用に最大利用人数を拡大した「EyeballパティオPro」の提供を今夏に予定しており、EyeballパティオLiteの利用人数拡大も検討しているという。月額料金も500円という価格はユーザーのアンケート結果によるもので、サービスの状況によっては値下げの可能性もあるとしている。


囗ニュースリリース
http://www.nifty.com/corp/release/20020521.htm
囗EyeballパティオLite
http://eyeball.nifty.com/
囗@nifty
http://www.nifty.com/
囗Eyeball Networks
http://www.eyeball.com/
囗プロハウス
http://www.prohouse.co.jp/

甲斐祐樹
2002/05/21 14:31

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