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アトムショックウェーブ、コンテンツ配信の現状に関する説明会

アトムショックウェーブの影山亘社長
 アトムショックウェーブは都内で報道関係者向けに事業説明会を開催した。1月から開始した月額500円ののショートフィルム配信サービスは12月までに1万人の会員獲得を目指しており、現在順調なペースで会員数は推移しているという。

 ショートフィルム配信サービスでは、常時10作品が56kbpsもしくは300kbpsの帯域でストリーミング配信されている。全視聴数のうち約8割は300kbpsで行なわれたとしており、ブロードバンドユーザーの着実な増加がうかがえる。

 アトムショックウェーブは2000年7月に米国ショックウェーブ・ドットコムの日本法人として創立。米国法人がショートフィルムの配信権などを保有するアトムフィルムズと合併したことにともない、現在の社名になった。

 影山亘社長によれば「コンテンツ業界は変化が早く、創業時のバナー広告中心のビジネスモデルが変わってきている」という。アトムショックウェーブでは広告販売以外に、自社コンテンツのライセンスを企業向けに販売したり、個人ユーザーから直接課金するコンテンツの提供も始めた。

 またサービス開始当初は、ほぼすべてのコンテンツが米国法人で作成したものを日本語化したものだったが、現在は日本法人で作成したコンテンツが約6割を占め、日本市場を多分に意識した構成にしている。日本国内の広告主名を作中に掲出するFlashアニメーションなどはその成果だという。

 売上の構成比は広告で約60%、ライセンスで25%、ユーザー課金で15%を目標にしており、3種類の収益源をバランスよく成長させたい意向だ。なお今後は課金の方法もクレジットカード以外に「WebMoney」をサポートしていく。


□関連記事「アトムショックウェーブ、ショートフィルムのストリーミング配信サービス」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/01/15/sw.htm
□アトムショックウェーブ
http://www.shockwave.co.jp/

森田 秀一
2002/05/22 16:34

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