アイフォーは、Webサイト上の画像・動画・HTMLページをダウンロードして保存するソフトウェア「ダウンロードNinja for Windows」を発表した。6月28日発売で、標準価格は7800円。「インターネットNinja 2001 for Windows」の登録ユーザーには優待販売がある。

　「ダウンロードNinja for Windows」は同社の「インターネットNinja」のダウンロード機能を強化したもの。「ムービーレコーダ」機能を使ってインターネット放送、音楽チャネル、ビデオ配信などのストリーミングデータを自分のコンピュータに保存して視聴できる。以前の「インターネットNinja 2001 for Windows」にあった容量制限もなくなっている。

　写真、HTMLデータ、MP3データの保存には「取り込みウイザード」が用意され、取り込み結果のレポート表示機能なども搭載した。Internet Expolorerにアドオン形式で提供される「Ninjaバー」は、ワンクリックで目的のデータを保存できる機能を持つほか、「ズーム」や「白黒」ボタンが装備され、見やすい形式でWebサイトを閲覧することも可能だ。

　保存に対応する画像データは、PNG、GIF、JPEG、PICT、BMP、TIFF、EPS、FlashPix、PhotoCD、PMP、QuickTime、AVI、MIDI、WAVE、AU、MPEG-1、Shockwave、MP3など。ストリーミングデータではRealPlayer、Windows Media Playerを保存できる。

　このほか、複数の検索サイトのキーワード検索を素早く行なう「稲妻サーチ・テクノロジー」、大きなファイルを分割して並列ダウンロードを行なう機能、テキストやメールからURLを取り込むなどのWebサイトにアクセスするために有効な機能を搭載する。

　ソフトウェアの実行に必要な環境はOSにWindows XP/Me/98/2000を搭載し、Internet Expolorer 5.0以上がインストールされていること。ブラウザはInternet Expolorer 5.0以上とNetscape Navigator/Communicater 4.7以上に対応している。また、動画を保存する「ムービーレコーダ」機能を利用するには全二重モードに対応したサウンドカードが装備されている必要がある。

□ニュースリリース
http://www.ifour.co.jp/press/n2002q2/n20020524.html
□アイフォー
http://www.ifour.co.jp/

（正田拓也）
2002/05/27 13:05