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SR-21BB(左)とSL-50(右) |
アイコムは、無線LANに対応したブロードバンドルータ「SR-21BB」およびIEEE 802.11aに準拠した無線LANカード「SL-50」を6月28日に発売する。価格はSR-21BBがオープンプライスで、アイコムの参考価格は2万5000円、SL-50が標準価格1万6800円。
SR-21BBは、プリントサーバー機能も搭載したブロードバンド用ルータ。アイコムの試験環境では80Mbpsのスループットを確認できたという。また、同時に発売されるSL-50やIEEE 802.11bに準拠した「SL-11」などのアイコム製無線LANカードを装着することで無線LANを利用することも可能。セキュリティ面ではMACアドレス、64/128bitのWEPに加え、128/256bitの暗号技術であるAESにも対応している。
SR-21BBのLANインターフェイスは10BASE-T/100BASE-TX×4ポート、本体サイズは52×144.4×155mm(幅×奥行×高)、重量は500g(無線LANカード装着時)。ユーティリティソフトが同梱しており、OSはWindows XP/Me/98SE/98/2000に対応している。
SL-50は、最大54Mbpsで接続可能な無線LANカード。SR-21BBと同様、64/128bitのWEPと128/256bitのAESをサポートしている。本体サイズは118×54×10mm(幅×奥行×高)、重量は40g。付属ソフトの対応OSははSR-21BBと同様でWindows XP/Me/98SE/98/2000に対応している。
なお、6月28日にはSR-21BB1台とSL-502枚をセットにした「SR21S52G」、SR-21BB1台とSL-112枚をセットにした「SR21S12F」も同時に発売される。標準価格はSR21S52Gが6万5800円、SR21S12Fが4万5800円。
囗ニュースリリース
http://www.icom.co.jp/info/w-lan54m.html
囗アイコム
http://www.icom.co.jp/
(甲斐祐樹)
2002/05/28 12:09
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