総務省は、4月末現在のインターネット接続サービスの利用者などの速報値を発表した。それによると、FTTHの利用者は3万4930人、CATVは153万3000加入、DSLサービスは269万9285万人となっている。いずれのブロードバンドサービスの数値も増加している。
増加数を見ると、FTTHの利用者は対前月比8530人(32.3%)の増加。3月の増加数も8212人と高く、急激にFTTHの普及が進んでいることを表わしている。CATVでは加入件数ベースの数値が公表されており、4月は7万7000件(5.3%)の増加があった。また、DSLサービスでも、前月比32万490人(13.5%)の増加となり、早いペースでADSL回線の普及が進んでいることを裏付けた。
このほか、携帯電話によるインターネットサービスの利用者数とダイヤルアップの利用者数も公表されており、携帯電話は5297万人、ダイヤルアップは2282万1000人で、いずれも前月に比べて増加した。
□インターネット接続サービスの利用者数等の推移【平成14年4月末現在】
http://www.soumu.go.jp/s-news/2002/020603_3.html
□総務省
http://www.soumu.go.jp/
(正田拓也)
2002/06/03 20:16
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