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ビデオリサーチ、ブロードバンドユーザーの特性について調査

自宅で利用しているパソコン(上位10位)
メディアについての意識(複数回答)
 ビデオリサーチのグループ会社であるビデオリサーチ ネットコムは、国内のブロードバンド環境を調査した「Broadband Market Report」を発表した。

 今回の発表は、先月の調査に続き、ブロードバンドユーザーの特性を調査したもの。ブラウザのブックマーク機能を利用率でみると、ブロードバンドユーザーはナローバンドに比べて5~10%程度高い。ビデオリサーチによれば、これはブロードバンドによって活発なインターネットの利用が促進されている結果だという。また、個人でWebサイトの運営を行なっている割合はブロードバンドユーザーが12.2%、ナローバンドユーザーが7.4%と差があるものの、今後運営を行なってみたいかという質問はどちらのユーザーも30%前後と同程度の数字を示している。

 自宅で利用するパソコンについては、インターネット利用者全体およびナローバンド利用者については富士通が約20%、NECが約15%と店頭で販売されている製品が高い数字を示しているが、ブロードバンドユーザーでは自作パソコンが16%と一番高い数字であり、次いで富士通が15.4%、NECが11.9%となっている。また、ソーテックのパソコンもナローバンドユーザーの5.7%に対してブロードバンドユーザーが7.8%であり、ブロードバンドユーザー率が高いことが読み取れる。

 新聞やテレビなどと比較したインターネットの意識調査では、「最新の情報を得られる」という項目においてナローバンドユーザーの1位がテレビで64.1%、2位がインターネットで56.5%となっているのに対し、ブロードバンドユーザーではインターネットが68.7%、次いでテレビが59.7%となっており、ユーザーの意識の違いが現われている。「自分にとって情報収集の中心になっている」という項目でも同様の傾向が見られる。また、「購入する商品やサービスを選ぶきっかけ」ではテレビの代わりに雑誌が高い数字を示すものの、両ユーザーの特性は上記項目と同様の結果が見てとれる。「見聞きしていて楽しめるのは」という質問については両ユーザーとも約84%がテレビを挙げているが、インターネットを楽しいと答えたのはブロードバンドユーザーが46.9%に対し、ナローバンドユーザーが34.1%と10%以上の差が開いている。

 なお、同調査の内容はビデオリサーチ ネットコムのWebサイトにも用意されている。


囗~ Broadband Market Report ~ ブロードバンドユーザーのプロフィール・2
http://www.vrnetcom.co.jp/webm/20020603/index.html
囗関連記事:ビデオリサーチ、ブロードバンド環境についての調査レポート
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/05/01/vr.htm
囗ビデオリサーチ
http://www.videor.co.jp/
囗ビデオリサーチ ネットコム
http://www.vrnetcom.co.jp/

甲斐祐樹
2002/06/03 18:16

 
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