製品イメージ

　インフィニオンテクノロジーズは、データ・音声統合型通信プロセッサ「EasyPort」ファミリ製品を発表した。2002年の第4四半期から量産出荷を開始する。1万個購入時単価は20～34ドル。

　EasyPortは、コア部分にMIPS Technologiesの64Bitプロセッサ「MIPS64 5Kc」を採用、あわせてパケットやATMセルなどの処理用に各種のサブシステムを搭載する。SOHO・中小企業向けのゲートウェイやルータに適した性能を保有し、VPNや無線LAN機能のサポートも可能だという。

　具体的にリリースさせる製品は、データ・音声統合タイプの「EasyPort-V100」「EasyPort-V200」と、データ専用タイプ「EasyPort-100」「EasyPort-200」の合計4種類。またインフィニオンではEasyPort用の組込型Linux「CAMPOS」と開発用ファームウェアの供給も行なっていく。

□ニュースリリース
http://www.infineon.com/news/press/206_090e.htm
□インフィニオンテクノロジーズ
http://www.infineon.com/
□インフィニオンテクノロジーズジャパン
http://www.infineon.jp/

（森田 秀一）
2002/06/04 17:40