マイクロソフト(MS)とNTT東日本は、次世代ストリーミング技術「Corona」による映像配信を共同で実施することを発表した。東京・有楽町の東京国際フォーラムで6月6~7日に開催される展示会「Streaming Media Japan 2002」でデモンストレーションを行なう。
Coronaは2001年12月に発表されたWindows Media Technologiesの次期バージョン。DVD並みの映像品質、5.1ch音声をサポートしながらも、圧縮効率をより向上させることができるという。ストリーミング映像の再生時に発生するバッファリング時間の短縮化も図られた。
デモンストレーションでは1280×720ピクセル以上の動画と5.1ch音声を、6Mbps程度の帯域でストリーミング配信する。配信サーバーはNTT東日本の地域IP網内に設置されており、接続回線にはBフレッツを用いる。
今後は都内数カ所の家電量販店や商業施設にデモンストレーション用の設備を設置し、より多くのユーザーが体験できるようにしたいという。具体的な設置場所についてはマイクロソフト、NTT東日本のサイト内で順次告知する予定だ。
□ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/releases/060502wmt.asp
□Windows Media
http://www.microsoft.com/japan/windows/windowsmedia/
□NTT東日本 フレッツ公式サイト
http://www.ntt-east.co.jp/flets/
□マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/
□NTT東日本
http://www.ntt-east.co.jp/
(森田 秀一)
2002/06/05 20:56
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