ヤマハは、自社のルータ「ネットボランチ RTA55i」のファームウェアを公開した。バージョンは「Rev.4.06.19(β)」で、同社のWebサイトより無償でダウンロードできる。

　今回のファームウェアでは、Universal Plug and Play（UPnP）に対応し、Windows Messengerのビデオチャット機能などが利用可能となる。また、PPTPで通信ができなくなる場合がある、接続に失敗した場合でも表示が接続中になっているといった不具合を修正したほか、LAN送信時間タイムアウトの時間が設定可能になる、PPTPのLAN間接続でサーバー側からもトンネルを張ることができるなどの仕様変更も行なわれた。

　なお、今回発表されたファームウェアは動作保証およびユーザーサポートの対象外となるベータ版であり、正式版がリリースされた時点をもって配布終了となる。

囗RTA55i公開ベータ版ファームウェア
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RTA55i/beta-release/
囗関連記事：ヤマハ、IP電話やPPTPに対応する高セキュリティルータの新製品を発表
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/05/16/yamaha55.htm
囗ヤマハ
http://www.yamaha.co.jp/

（甲斐祐樹）
2002/06/12 11:59