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ライブおよびオンデマンドのストリーミング・コンテンツ市場予測(IDC Japan) |
IDC Japanは13日、国内におけるネットワークコンテンツ市場に関する調査結果を発表。ネットワークコンテンツのうちストリーミングコンテンツ市場は大幅な伸びが見込まれると予測した。
IDC Japanでは、ADSLを中心としたブロードバンドアクセスの急速な普及を背景に、ストリーミングコンテンツ市場が大幅に伸びると見ており、市場規模は2001年の84億から、5年後の2006年には1680億円にまで成長すると予測している。
ただし、映像コンテンツについては権利関係の処理問題などから、セルビデオやDVDに代わってコンテンツダウンロードが普及することはないとして、映像配信はダウンロードではなくストリーミング主体にシフトするとしている。ストリーミングコンテンツ市場で成長が見込まれる分野としては、インターネットの動画広告市場を挙げ、「2003年以後、動画広告は本格的な立ち上がりを見せると考えられる。広告収入が確保できるようになれば、ストリーミングコンテンツ市場にとってはビジネスモデルの確立が見えてくる」と分析している。
なお、IDC Japanでは詳細なレポート「ブロードバンド時代の国内コンテンツ配信市場予測 2001-2006(IDC#J21503)」を60万円で販売する。
囗ニュースリリース
http://www.idcjapan.co.jp/Report/Internet_Economy/j21503.html
囗IDC Japan
http://www.idcjapan.co.jp/
(工藤ひろえ)
2002/06/13 17:37
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