コレガは、ブロードバンドルータ「BAR SW-4P VA」を発表した。ポートベースVLAN(仮想LAN)に対応したもので、ポートごとに独立したネットワークを構築できることが特徴。6月下旬に発売され、標準価格は1万5800円。
「BAR SW-4P VA」のポートベースVLAN機能はLAN側の各ポートごとに異なるLANを構築でき、ポート相互の通信を不可能にする機能。この機能により、例えばWindowsネットワークによって、異なるポートに接続されたパソコン同士が通信するようなことを防ぐことができる。
また、LAN側パソコンのH.323プロトコルによる通信をサポートし、MSN MessengerおよびNetMeetingを利用することも可能だ。
ブロードバンドルータとしての機能は、NAT・IPマスカレード機能、PPPoEクライアント、DHCPサーバ・クライアント機能など。セキュリティ機能としては、パケットフィルタリング機能も持っている。
CPUに高速タイプのブロードバンドルータによく使われるARM9を採用し、WAN-LAN間のスループットはFTP転送による計測で36Mbps、SmartBit計測では56Mbpsを記録した。
本体に装備されるインターフェイスは、WAN側に10BASE-T/100BASE-TXを1ポート、LAN側にはVLAN対応のスイッチングハブ機能を搭載し10BASE-T/100BASE-TXポートを4ポート装備する。本体サイズは111×161.2×30.5mm(幅×奥行×高)で重量は210gとなる。
□製品情報(corega BAR SW-4P VA)
http://www.corega.co.jp/product/list/router/barsw4pva.htm
□コレガ
http://www.corega.co.jp/
(正田拓也)
2002/06/14 19:04
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