コレガは、IEEE 802.11bをサポートする無線LANアクセスポイントを内蔵したブロードバンドルータ「BAR SW-4P WL」を発表した。標準価格は2万2800円で、7月上旬に発売予定という。

　「BAR SW-4P WL」は普及タイプのブロードバンドルータに無線LANアクセスポイントを装備したもの。CPUにARM7を搭載し、WAN-有線LAN側のスループットはFTP測定で7Mbps、SmartBit測定では9Mbpsとなる。

　無線LAN部分は、最大11Mbpsの通信速度を持つIEEE 802.11bに対応、コントローラチップにIntersillのPrism 2.5を採用した。対応するチャネルは1～14で、セキュリティ機能としてESS-IDと64/128BitのWEPを装備している。

　ルータ機能はNAT/IPマスカレード、DHCPサーバ/クライアント、PPPoEをサポートし、セキュリティではパケットフィルタリング機能を備えた。

　本体に装備されるインターフェイスは、WAN側に10BASE-Tを1ポート、LAN側には無線LANと有線LAN側にはクロスとストレートを自動切換するMDI/MDI-X対応の10BASE-T/100BASE-TXを4ポートとなる。アンテナの突起のを含まない本体サイズは225×138×31mm（幅×奥行×高）で、重量は482gとなる。

□製品情報（corega BAR SW-4P WL）
http://www.corega.co.jp/product/list/router/barsw4pwl.htm
□コレガ
http://www.corega.co.jp/

（正田拓也）
2002/06/14 19:46