コレガは、ブロードバンドルータ「corega BAR SW-4P HG」を発表した。実効スループット89Mbpsの性能を持ち、FTTHなど高速なインターネットに対応させたもの。価格は1万5800円で、7月下旬から発売される。
「BAR SW-4P HG」はBRECIS CommunicationsのMSP1000プロセッサを使用し、高速処理を実現。実効スループットは同社による計測で89Mbpsを記録した。この計測はPPPoEは使用せず、NAT/IPマスカレードを設定してWAN側からLAN側にFTPファイルの転送によって行なったもの。
ルータ機能としては、Universal Plug and Play(UPnP)に対応し、PPPoEクライアント、NAT/IPマスカレード、DHCPサーバー・クライアント機能のほか、特定パソコンをインターネットに公開するDMZ、特定ポートを外部に公開してサーバー設置やネットワークゲームに対応するバーチャルサーバー機能なども搭載した。また、ダイナミックDNSもサポートしている。
セキュリティ機能では、DoSアタックの検出機能やパケットフィルタ機能、ログ記録機能などを搭載する。また、VPNへの対応としてPPTP/IP Sec/L2TPの各プロトコルのパススルーを実現した。
本体に装備されるインターフェイスはWAN側に10BASE-T/100BASE-TXを1ポート、LAN側にストレートとクロスを自動判別する10BASE-T/100BASE-TX×4ポートのスイッチングハブを備えている。本体サイズは170×147×27mm(幅×奥行×高)、重さは575gとなっている。
□corega BAR SW-4P HG製品紹介ページ
http://www.corega.co.jp/product/list/router/barsw4phg.htm
□コレガ
http://www.corega.co.jp/
□BRECIS Communications
http://www.brecis.com/
(正田拓也)
2002/06/19 18:30
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