NTT東日本は、FTTHと26GHz帯の無線周波数を利用したFWA(Fixed Wireless Access)システムを組み合わせたBフレッツ「FWAタイプ」を提供する。無線を利用することでビルの配管状況に関わらずBフレッツを使用可能となり、最大23Mbpsの通信が可能。月額料金は8700円で、9月2日より申込を受け付ける。
このサービスは、Bフレッツ「マンションタイプ」の中の1メニューという位置付けになる。ユーザーのマンションなどの近くにある電柱まではFTTHを、その先を26GHz帯の周波数を用いたFWAを用いることで構内配管などの問題に影響されることなくBフレッツのサービスを利用することが可能だという。通信速度は最大23Mbpsで、同一ビル内の8ユーザー以上で共同利用するベストエフォートサービスとなる。
LANインターフェイスは10BASE-T/100BASE-TXで、ISPへの接続にはPPPoEを使用する。初期費用は契約料800円と工事費2万円。月額料金は8700円で、端末を5台まで接続できる。そのほかの月額費用として、ISP事業者の利用料金が別途必要となり、ISP料金はマンションタイプに対応した料金プランが適用される。
サービスの申込は9月2日から開始となり、準備が整い次第サービスを提供する予定。なお、マンションタイプの一環として提供されるサービスのため、申込は管理組合などの団体で行なう必要があるという。
□ニュースリリース
http://www.ntt-east.co.jp/release/0206/020624.html
□NTT東日本
http://www.ntt-east.co.jp/
(甲斐祐樹)
2002/06/24 16:59
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