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T-com、10月より下り最大12MbpsのADSLサービスを開始

 トーカイ・ブロードバンド・コミュニケーションズ(T-com)は、10月上旬より下り最大12MbpsのADSLサービスを開始すると発表した。

 このサービスは、下り最大12Mbpsの通信速度を持つと同時に、NTT収容局からの線路長が6kmまでサービス提供ができるというもの。T-comで使う「G.992.1 Annex C」準拠の住友電気工業製のDS-LAMおよびADSLモデムには、独自の「eXtremeDSL」技術を採用したCentillium製のADSLモデムチップを搭載し、通信速度を上げるとともにNTT収容局からユーザー宅までの最大伝送距離も延ばした。

 この12MタイプのADSLは新たなサービスとして提供され、月額利用料も現在の8Mタイプに対して100円アップの3290円で提供される。T-comは他のプロバイダーに対してホールセール方式でADSL回線を提供しているが、各プロバイダーからのサービス提供については、順次発表される予定だ。

 サービス提供エリアは、現在、T-comのエリアとなっている210のNTT局舎のうち、埼玉県の杉戸別館、新庄和の2局を除いた208局が対象となる。杉戸別館、新庄和については、設置されている機器の都合により12Mタイプの提供が遅れるという。

 なお、サービスの受付は、新規契約分については8月から先行して受け付け、既存のT-comのユーザーに対しては10月から変更を受け付ける。


□ニュースリリース
http://www.t-com.ne.jp/news/oshirase/press20020628.html
□関連記事:Centillium、ADSLの速度向上および距離拡大を可能にする新技術
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/05/22/extreme.htm
□T-com
http://www.t-com.ne.jp/

正田拓也
2002/06/28 17:46

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