IPv6の最新技術や活用事例などを展示する「IPv6 ShowCase」では、家庭内におけるIPv6活用の事例を展示した「家庭ネットワークゾーン」を設けた。
東芝は、家庭用の冷蔵庫をIPv6対応にして展示した。IPv6対応とすることで、グローバルIPアドレスが割り当てられ、外からのアクセスもできるため、冷蔵庫の遠隔管理もできる構造になっている。冷蔵庫にはWebサーバーが内蔵され、ブラウザから内部の温度や内部の画像が外から閲覧することも可能という。
この冷蔵庫が普及して量産が進めば、冷蔵庫に液晶ディスプレイを搭載しないモデルならば、原価で1000円程度のアップに抑えられるという。
インターネットノードは、汎用マイクロノード「RS6」など、IPv6を使った遠隔操作を行なう機器類を展示した。これらの機器はすべてパソコンなしに、単体でIPv6ネットワークに接続して使用する機器となっている。
RS6はユーザー自身でプログラミングが可能なIPv6端末。汎用I/Oインターフェイスが装備され、簡単な電子回路を付け加えることで、電源のON/OFFなどのリモートコントロールが可能になる。
テレビなど家電製品に向けてリモコンと同等の赤外線信号を発信できる「リモコンノード」、簡易的に音声ショートメッセージを送信できる「音声チャットノード」などの展示も行なわれ、IPv6の採用により外部からの遠隔操作ができるメリットを強調した。
また、ソニーブロードバンドソリューションは、2002年2月1日から3月31日までプレイステーション 2をIPv6に対応させて動画による相互コミュニケーション実験を行なったが、その実験と同様のデモを行なった。「ハニカムワールド」としたコミュニケーションゲームで、実験モニター同士でコミュニケーションができるもの。データ交換やチャットはサーバーを介さずに行なわれるなど、IPv6ならではのPtoP型通信の例を挙げていた。
![](v601s.jpg) |
![](v602s.jpg) |
![](v603s.jpg) |
東芝製冷蔵庫の遠隔管理画面 |
パソコンなしに音声メッセージを送信できる「音声チャットノード」 |
IPv6に対応したプレイステーション 2 |
□東芝
http://www.toshiba.co.jp/
□インターネットノード
http://www.i-node.co.jp/
□ソニーブロードバンドソリューション
http://www.sbsc.co.jp/
□NETWORLD+INTEROP 2002 TOKYO
http://www.interop.jp/
(正田拓也)
2002/07/03 22:24
|