 |
マイクロソフト代表取締役社長の阿多親市氏 |
 |
ソフトバンク代表取締役社長の孫正義氏 |
幕張メッセのイベントホールで7月3日、「ソフトバンク・コマース コンベンション 2002」が開催された。マイクロソフトの阿多親市代表取締役社長、ソフトバンクの孫正義代表取締役社長がブロードバンド時代の取り組みについて講演した。
阿多社長は、現在マイクロソフトが力を入れて取り組んでいるのは「Trustworthy Computing(信頼できるコンピューティング)」の実現と、デジタルディバイドの解消に向けての活動だと述べた。Trustworthy Computingとは「水道や電気のように安心して使えるコンピュータ」を目指すために表明している提言で、阿多社長は講演で特にウイルスの脅威からユーザーを守る必要性を強調した。
デジタルディバイドについては、ユーザーの年代や職場・通学先環境による格差が特に大きいとみており、阿多社長は解消に向けてのキーポイントとして「人材の育成」「環境の整備」「導入事例のモデル化」の3点を挙げた。すでに各種の施策を展開しており、家庭内ネットワークの配線を行なう技術者に資格を付与する制度などを紹介した。
続いて講演を行なった孫社長は、日本におけるブロードバンド環境の普及状況について「世帯普及率では韓国に劣るものの、月別の増加ペースは世界一」と説明。その一因としてYahoo! BBの存在を挙げ、フルIPベースで構築されたギガビットネットワークの品質や価格に自信を見せた。
また今回ソフトバンクは、Yahoo! BBを通じた法人向けサービスへ新たに進出することを明らかにした。固定IPアドレスを付与するADSL回線の運用・保守やVPNサービスの提供を計画中だという。
□ソフトバンク・コマース
http://www.sb-commerce.co.jp/
(森田 秀一)
2002/07/03 21:45
|