総務省は、日本やアジア諸国のメンバーで構成される「アジア・ブロードバンド戦略会議」を開催、第1回会議が7月22日に東京都港区の三田共用会議所で行なわれる。

　アジア・ブロードバンド戦略会議は、「e-Japan重点計画 2002」および「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2002」の中に盛り込まれた「アジア・ブロードバンド計画」の基本方針を提言する場として開催される。アジア全体が世界における情報の拠点となることを目指し、日本およびアジアの産業、電気通信事業者、学識経験者などが会議に参加するという。日本からの構成員としては富士通の秋草直之社長、NECの佐々木元会長、NTTコミュニケーションズの鈴木正誠社長、慶應義塾大学の村井純教授、早稲田大学の後藤滋樹教授などが名を連ねている。

　また、アジア・ブロードバンド戦略会議の具体的な内容および計画達成のためのプランを検討する場として「アジア・ブロードバンド計画研究会」も開催される。アジア・ブロードバンド戦略会議、アジア・ブロードバンド計画研究会ともに第1回が東京都港区の三田共用会議所で行なわれる。アジア・ブロードバンド計画研究会については12月をめどとして報告書が発表される予定。

□ニュースリリース
http://www.soumu.go.jp/s-news/2002/020718_1.html
□総務省
http://www.soumu.go.jp/

（甲斐祐樹）
2002/07/18 17:21