NTT西日本は、フレッツシリーズを利用しているユーザー同士でビデオチャットなどのコミュニケーションが可能なサービス「フレッツ・コミュニケーション」を8月1日から開始する。当初の対象エリアは大阪府内に限定され、利用にあたっての初期費用が2000円、月額利用料が480円。
「フレッツ・コミュニケーション」は、ビジネスタイプを除くBフレッツ、フレッツ・ADSL、フレッツ・ISDNのユーザー同士が、インターネットを介さずフレッツ網内のみでコミュニケーションを行なえるサービス。
提供される機能は、接続相手と映像・音声をやりとりする「映像・音声通信機能」、テキストのやりとりをする「メッセージ通信機能、ファイルの送受信を行なう「ファイル転送機能」、接続していないユーザーに対して映像・音声のメッセージを残す「メッセージ蓄積機能」、登録メンバーの接続状態を表示する「お気に入り表示機能」、さらに、自分の映像や相手の映像を録音・録画する「録音/録画機能」などがある。ユーザーはそれぞれ1文字から15文字までの半角英数字を組み合わせた「ニックネーム」を設定し、他のユーザーを呼び出したり、メッセージを残す場合に使用する。
利用にあたっては、NTT西日本が提供する専用の接続ソフトウェアを用い、インターネット接続と切り替えで、サービスを提供する接続制御装置に接続する。なお、ルータを介してIPアドレスを変換している場合や、ファイアウォールを設置している場合は接続できない。
フレッツ・コミュニケーションの利用に必要な専用のソフトウェアはWindows XP/Me/2000/98に対応。推奨する動作環境は、PentiumIII 700MHz以上のCPUを搭載し、メモリ128MB以上、ハードディスクの空き容量が50MB以上のパソコンが必要。音声チャットやビデオチャットを行なうためには、マイク、スピーカー、カメラを必要に応じて接続する。
□ニュースリリース
http://www.ntt-west.co.jp/news/0207/020722.html
□フレッツ・コミュニケーション
http://www.ntt-west.co.jp/flets/fc/
□NTT西日本
http://www.ntt-west.co.jp/
(正田拓也)
2002/07/22 19:22
|